この図はゴマアイゴ雄の血中ステロイドホルモン量の月齢に伴う変化を示します。ゴマアイゴは産卵期に上弦の月で一斉に産卵しますが、雄性ホルモン(testosterone, 11-ketotestosterone)や成熟誘起ホルモン(17a,20b-dihydroxy-4-pregnen-3-one)のいずれも産卵月齢に向けて増加していき、産卵と共に減少に転じることがわかりました。
Journal of Fish Biology, 57(4): 1065-1074.